もともとは「子供たちの目の輝く保育園を作りたい」と思ったのが動機です。 子供が楽しいと思えることをたくさんやってもらって、何事にも夢中になって取り組んでもらいたい、そんな思いから始めました。 目指しているのは、子供たちが将来、人間的にも経済的にも、自立して生きていけるようにしてあげることです。 自立のために必要な力として、『学ぶ力』『体の力』『心の力』の3つを重視しています。
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子供を叱らずに教育ができるとは思えません。 子供はいたずらもしますし、悪いことすることがあります。 ワガママを言って、親の言うことわ聞かない場合もあるでしょう。 そのようなときに、ビシッと叱ることができなければ、子育てはできないのでは ないでしょうか。
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小さいときからの人間関係の問題解決の経験が足りないことに、原因の一つがあるのではないかと考えています。 今の保育園、幼稚園、小学校では、ケンカはすぐに止めますし子供同士の争いごとにも、すぐに先生や親が介入してしまいます。 子供が自分たちで解決する機会が著しく奪われてしまっているのです。 「将来、人間関係のトラブルが起こる可能性もありえるんだ」ということを想定したうえで、小さい頃から、人間関係で苦労をする機会を与えておくことも、親の愛情の一つだとおもいます。
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小さい時に競争をたくさんさせること、競争を楽しませることが大事だと思います。 それと同時に、一番が好き・負けたら悔しい!とか、そんな経験をいっぱいさせることが結果として、積極的な人間を育てることにつながると思います。
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幼稚園などでは、子どもは確実に家庭では起こらないような問題にぶちあたっていきます。 それを子どもが自分で乗り越えていくことが成長につながります。 また家庭では、素直な子どもに育てるしつけをしていく必要があると思います。例えば大人との会話の中では、返事は全て「ハイ!」と言わせ「うん」は絶対にダメ、ということを徹底してみてください。 そのような習慣が、ゆくゆく学校でも先生の言うことをきくということにつながっていきます。
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もともと人間とは、そういう資質をもっているものだと思います。 ですからそれを引き出すだけです。 そのため私の園では「学ぶ力・体の力・心の力」というものを意識して、バランスよく経験させ、それぞれの力をつけているというやり方で育てます。 決して何かそういう知識を持っているわけではありません。
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